スプレッドシートの行や列を挿入する時の上下左右

エクセルで行や列の挿入をすると、選択している行や列の手前側に挿入されます。スプレッドシートでは選択している行や列のどちら側に挿入するか指定します。この指定の仕方の活用方法をご紹介します。

スプレッドシートの上下行挿入と左右列挿入

スプレッドシートを使用していて、行や列が足りなくなった場合は行や列を挿入します。この時に見かける「行の上に」「行の下に」「列の左に」「列の右に」、これらの使い分け方をご紹介します。

A列を選択(セルではなくAと書かれた部分をクリック)して列の右側に1列挿入する場合と、B列を選択して列の左側に1列挿入する場合の違いは、挿入される列の書式設定にあります。

挿入される列には値は入力されていませんが、書式は設定されています。例えば、A列の背景が赤に設定されていれば、A列を選択して列の右側に1列挿入すると、挿入された列も背景が赤に設定されています。

このため挿入したい列が、挿入する場所の左右どちらのセルと同じ設定にしたいかで、どちらから挿入するかを判断します。これは行の上下についても同じです。

挿入される行や列の特徴の活用

関数の特徴と合わせると、この機能の活用方法として次のような例が考えられます。

この時、売上集計には関数を使用しますが関数の引数(例、A1:A100)が、日付、商品名、売上が入力されたワークシートに行を挿入することで自動的に変わります。ただし、条件があります。

その条件とは、引数で指定した範囲内に行列を挿入することです。例えば、sum(A1:A100)は、A50の下に1行挿入するとsum(A1:A101)となり元々の範囲と挿入した行が加算対象ですが、A100の下に1行挿入するとsum(A1:A100)のままで挿入した行は加算対象外となります。そのため日付、商品名、売上が入力されたワークシートに行を挿入する場合は、1番下に追加や100行目の下に挿入をしてほしくありません。

そこで最下行の背景色を変えて、商品名欄にでも上に挿入してほしいことを明示します。こうしておけば、最下行に行を追加や挿入することが起きにくく、起こってしまっても気付きやすいというメリットがあります。